開院への歩み

当院を知るには、まず院長 清水雄一郎の経歴を少しお話ししなくてはなりません。

歯科大学卒業後から町の歯科医院で働くなかで「虫歯・歯周病は再発する、再治療は仕方ない」と考えていました。ところが、この認識は3年間のアメリカ留学で大きく変わることになりました。日本と北米の違いを目の当たりにし、適切な予防処置と高品質な治療を行うことで、歯周病といった歯科の病気は高い確率で予防することができる。つまり「適切な予防」と「高品質な治療」は、お口の健康を維持するために必須だということ。

このような考え方は、未来の日本において絶対に必要であると確信し、2016年 石神井公園にてShimizu Dental Clinicを開業しました。

一流の歯科医院を目指して

留学がもたらした変化は驚きだけではありませんでした。多くの尊敬できる歯科医師、その元で働くスタッフと出会えたことで、一流の歯科医師、一流のスタッフということを学びました。技術・知識が優れているのは当然。加えて、りっぱな人柄であること。さらに、それらをもって、スタッフと長く付き合い、患者さんの生涯を通してお口の健康を維持していくこと。

いつ来ても温かく迎えてもらえる、技術も知識も人柄も兼ね備えた信頼できるスタッフが、いきいきと働く歯科医院を「一流の歯科医院」と定義し、患者さんの生涯を通して健康維持のお手伝いをしています。

変わり続けるShimizu Dental Clinic

悪くなってしまったら高品質な治療でできる限り回復する、そして回復した状態を維持するために定期的なメインテナンスで健康な状態を維持する。このような方針で Shimizu Dental Clinicはスタートしました。しかし、この考え方は病気があることが前提になっていました。

過去7年の診療実績から、適切な予防処置の効果が非常に高いことを実感しています。「毎年いくつかの虫歯治療をしてきたけど、こちらに通い始めてから虫歯の治療をほとんどしなくなった」このような意見を多くの患者さんからも聞いています。

その経緯から「病気の発症を本気で予防する。それでも防ぎきれなかった場合には高品質な治療で健康を維持する」。令和5年より予防歯科を最重要視することを明記しました。発症の予防、重症化の予防、再発の予防、健康維持の全ては予防だからです。

そして、未来の歯科医院へ

再発の予防から発症の予防へと変わっていくShimizu Dental Clinic。現在はお口の健康+αを予防の範囲としていますが、これからは、アレルギー、睡眠、認知症、高血圧、糖尿病といった歯科と関連のある全身疾患まで、今よりももっと深く取り組んでいこうと、医院全体のレベルアップ、医科・歯科の連携を模索しています。

私たちは変化を恐れず、時代の一歩先行く「通って良かった」「勤めて良かった」歯科医院であり続けます。これから働くみんなの力で、今まで以上に歯科衛生士さん、歯科助手さんが、生きがいを持って働ける、輝ける職場になっていきます。


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